現在は、小学生一人に一台のPCが配布されましたね。
さてさて小学一年生の子どもたちは、どのようにPCを活用しているか、見る機会がありました。そこで、思ったことです。
コロナ禍で、オンライン授業は遠隔から指導を受けることができるというメリットはありました。また学校の先生方の工夫やご苦労を考えると、遅れることなく指導の機会があったことも先生方にとってもよい機会だったと思います。
日常が取り戻されていく中で、配布されたパソコンをどのように活用していくかは、これからの新たな課題かもしれません。
新たなことに取り組む場合は、良いことも悪いことも同時に起こるものです。
いわゆるメリット、デメリットです。
または利益と引き換えにリスクも背負うということです。
見切り発車の感は否めないのですが、前向きに考えることにしましょう。
ある私立の小学校では、ノートパソコンではなく、タブレット配布の学校もあったようです。
ノートパソコンとタブレットを比較すると、まず、重量が違います。
小学一年生のランドセルにノートパソコンは、筋トレ並みに重くなります。
どうしてタブレットではなかったのか疑問に思います。
恐らく、一人一台をもれなく配布するための策であったのでしょう。(理由については想像です)
次に、タブレットの良い点は、ノートパソコンに比べて、キーボードなしで、タッチペンで入力できます。
これは、小学一、二年生にとっては、使い勝手がよいはずです。
現実は、ノートパソコン上でタッチペンを使う子どもと、キーボードを使う子どもにわかれており、どちらでもよいということになっているようです。
さて、ここで素朴な疑問に感じたのが、キーボードを使っている子どもは、キーボード上のひらがなを探して入力していたことです。
将来的に考えると、ローマ字入力ができる方が必ず役に立つはずです。
例えばですが、ローマ字を習うまでは、画面に50音のひらがな表を表示させ、タッチペンを活用し、入力してもらい、ローマ字を習った後は、ローマ字入力を推奨する方法もあるのではないかと思いました。
もちろん、キーボード上のひらがなを覚えることは悪いことではないとは思いますし、どんどん使って慣れることも大切ですね。
新たなことに取り組む場合、必ず試行錯誤して、その中でより良い方法を見つけ出したり、成果として発表されたりするもので、その結果を待っているだけでは、その分遅れをとります。
まずは、使ってみる。その中で、自分に合ったやり方を考えたり、お友達と意見交換をしたりしながら、より良いものにしていくのがよいでしょう。
全員が同じ方法である必要はありません。
それよりも、独自の方法を見つけ出すということが、いわゆるイノベーションの機会になることは間違いないでしょう。