秋口からギアを上げる‼ (4年生、5年生向け)

秋口からギアを上げる。

 

4年生、5年生の秋口におさえておきたい国語

 

4年生の場合

4年生は春先から夏休みまでは、3年生の延長というような流れで、文章もそれほど難しい文章ではなく、しっかり読みとる練習と、接続語や指示語について学習してきたと思います。そして、夏休みには、夏期集中特訓と名打って、大手塾では囲い込むように、日々通塾し、様々な文章題に取り組んだと思います。

とはいえ、4年生では、それほど日程も過酷ではなく、比較的余裕があったと思います。

家族旅行や学校見学など勉強以外のことにも取り組めたのは4年生ではないでしょうか。

 

 さて、4年生前半で学習した文章とは少し変化が起きます。

一つは、文章量が増えてきていると思います。そこで、日ごろから読書習慣がなかったりすると、なんだかよくわからないけれど、テストの時に時間が足りない、というような問題が起きてくるのも今の時期です。

4年生前半に比べ800字程度文章がふえてきているのではないでしょうか。

ですか、いままのペースで読んでいては、塾の授業でも先生は解説してくれるものの、よくわからないまま、カリキュラムだけが過ぎていくことになっていませんか。

 

 だからといって、速読だの、早読みする必要は逆効果です。

文章をしっかり読みとって、内容を把握できるよう練習することが大切です。

焦らず、接続詞を正しく入れられているか、指示語は何をさしているのかという基本に戻って、物語文であれば、登場人物、主人公、どんな出来事がいつ起こったのか、そして、どんな気持ちになったのかということをしっかり読みとれる練習をしていきましょう。

 

5年生の場合

5年生は、新5年生、つまり新5年生(2月スタート)のカリキュラムから、ぐっと文章量も増え、難語が含まれる文に触れてきているはずです。また、漢字の宿題の量もふえているか、6年生で習う漢字も含まれていることもあるでしょう。そうやって夏休み前までに、4年生とは違う、より受験生向けの問題に変わってきていると思います。

しかし、基本の接続語の入れ方や指示語の捉え方が身に付いていないと、やや難解な文章に当たると、いきなり「わからない」「難しい」と感じ、文章読解から知らず知らずのうちに離れていってしまい、それに気が付かずに、毎月のテスト等で点数が中々上がらないとか、急に点数が取れなくなったという現象が起きます。

そこで、そのような場合は、今一度基本に戻って、やや難しい文章にじっくりと取り組むのが5年生のギアアップになると考えております。

 

点数が伸び悩んでいるとか、4年生まではよかったのに、というような5年生は、今一度基本に戻り、確認作業も含めやや難しい文章に積極的に取り組んでいきます。

それが6年生への準備につながります。

塾でのクラスもできるだけ上のクラスに上がっておくことも大切なポイントです。

国語の文章読解は、どうしても一人で勉強するのは後回しになりがちです。そこで、わたくし共では、以上の視点から一人一人に合わせた問題文に取り組んでいただき、成果を出してきています。

 

 

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