受験生の皆さんは、過去問解きに追われる時期ですね。
まだ間に合う、国語の読解法について解説します。
気になる方、もっと知りたい、覚えたいという方はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
中学受験の国語の解き方の手順
大体、国語に出題される問題は、次のケースが多いです。
・漢字の読み書きの問題
・接続詞を入れる問題
・指示語が何を指しているかの問題
・選択肢問題
・書きぬき問題(時数指定の抜き出し)
・記述問題
と分けることができます。
さて、どのような手順で解いていったら正解率が高く、時間が余るようになるでしょうか?
・漢字の読み書きは瞬時にやる問題です。
わからなければ気分を変えましょう。(飛ばして進みます)
・接続詞を入れる問題は、ア、イ、ウ、エ、オとカタカナがふってあります。
カタカナがふってあるからといって、ア、イ、から順番にやっていく必要はありません。
わかるところからやり、印をつけたものから、×をつけて正解へと絞っていきましょう。
わかりやすい「接続詞」は、「たとえば」だと思います。
具体的に例を出している個所を見つけ、×(印)をつけます。
次は、「また」の場合です。
または、ーーーー文章が来てそれと比べるように「また」がきます。
またの後の文章にも比べる理由がきています。
次は、「ところが」、「だが、」「しかし」「けれども」という逆説の接続詞です。
話が、・・・ところが・・・で逆転し意味が通ります。
いくつか多めに「逆説の接続」をまとめて、覚えていくとよいでしょう。
次は、「さて」「ところで」です。
これらは話の話題を変えるときにでてきます。
以上は、身につくくらい繰り返し練習してください。
接続詞で2問間違うというのは、全体の配転からみると大きいです。
「指示語」の問題です。こういう風に暗記するといいでしょう。
開成中の指示語は「例外的に」指示語が後ろを指示しています。
あとは、指示語の前を指示しているということです。
指示しているといっても前述4行以内です。
それを、指示語=4行以内にまとめ、最後にことをつけることです。
次、は比較的満点取るのが難しい、ア、イ、ウ、エ、オで最も適切な記号に印をつけなさいという、選択肢問題です。
塾では、「消去法」といい、合っていないのから×をつけて消去していくやり方が流行っているようです。
ここでは、2つ方法を紹介いたします
アイウエオと並べて、それを主部と述部だけにわけます。
そうすると、主部は言っていることは同じで、述部だけちがうのがひとつだけでます。
その述部の一つが解答になります。
次に、本文に書いて あるかどうか?
1文ずつ調べていきます。
必ず、言い換え表現が出ますので、間違えないように注意してください。
言い換え表現をただ知っているだけで、正解がでてしまうのです。
書きぬき問題(抜き出し)は、問題文が出てそれを読んだときに、記憶する力のある人が正解となります。
日頃から、問題文を精読する習慣をつけることが大切です。
最後は、記述問題です。
記述問題でよく問われるのは、「筆者の考え」「まとめ」「要点」「要旨」です。
考えるときは最初の部分の問題文と最後の部分の問題文です。
筆者直接的な考えには線を引いておきましょう。
あとからすぐにわかるからです。
さらに「筆者が大切だ」というところにも線を引いておきましょう。
書く時に、出だしが中々決まらなかった場合は、「それ」にしておきます。
それはこれから書く記述を指しています。
まず、筆者の考えを書き、それを大切な文章でつなぎ、最後にもう一度、筆者がそれを大切だという理由を明らかにして書いておきましょう。
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ