「塾はいつ頃から行くのがよいのか?(その探し方と塾の役割) !」

中学受験熱は、まだまだ続きます。

この中学受験という難関中学を切り抜け合格チケットを手にしたものだけが、中高一貫教育が受けられるのです。

大学受験は、中学受験をしている人に有利に働きます。

出題形式は小学生レベルのものを使いますが、だいぶ深い論理的思考能力と発想が要求されてきます。高校レベルといっても過言ではありません。

また、大学の付属中の場合は、その受験生がそこの大学に合格するのに非常に有利に働きます。

ですから、中学受験をする6年生の段階で将来受ける大学がほぼ決められているわけです。

小学校の授業だけでは不十分で、みなさん塾へ行くのが当たり前となっています。

塾には生徒様に合わせて大手塾の集団授業、少人数制グループ授業、個別授業と様々なタイプが用意されています。

大手塾の他に中堅どころの塾、個人塾とあります。

みなそれぞれ個性及び特色をもっています。

中学受験をすることが前提である生徒様は、いつごろから塾へいかれたほうがよいのでしょうか?そういうお子様の塾はいつごろ始まるのでしょうか?考えてみたいと思います。

1)中学受験生の塾はいつごろはじまるのか。

一般論からいいますと、小学3年生2月ごろからです。

実質的には小学4年生からということになります。

小学4年生ごろになると完全とはいえませんが、中学受験のためのカリキュラムが出来上がるからです。

そうはいっても小学5年生と6年生で学ぶことが沢山ありますから、まずは小学5年生になっても困らない様にしっかりとした基礎を作る頃です。

小学4年で習うことをきちんと学習できれば、入塾は5年生からでも遅くはありません。きちんとテストを受け塾に行かなくても学力が安定してついて来ているかを確認することです。

中学受験生は、5年の夏ごろから6年になり受験を受けるまでをいいます。

2)塾にいつ行き始めるかをどうやって決めるか。
 まずは、生徒様の国語と算数の力を客観的に見てみましょう。
 生徒様が、4年生を迎えるにあたって次のことを確認してください。

①国語では、読解、作文がきちんとできているかどうかです。漢字や言葉の意味は現在覚えていなくてはならないことをきちんと学習してあるか確認してみましょう。

②算数は、分数、小数点の計算が三桁になった場合できるかどうかです。小数点はきちんと理解したうえで計算できるかどうかでしょう。

この二つをクリアしていれば、ごく普通に大手進学塾へ通って大丈夫です。ついていくことができます。

この二つがあやふやな場合は、復習にまわるべきです。大手進学塾の個別指導へ一時だけ行った方が良いでしょう。

そして学力が集団授業でもついていけると先生から判断されたとき、そちらへ移ればいいと思います。

具体的に行くのは新4年生の春期講習空になると思います。

1月、2月は、興味のある塾の無料体験授業を受けて、塾探しに使われるのが良いと思います。

2月にここだ!というところが見つかったら早く塾に慣れるために入塾の手続きをした方が良いでしょう。

中々見つからないようでしたら、一般的には入塾は小学3年22月ごろなのですが、切りが悪いので春期講習空の参加をお勧めします。

お子様の学力だけで今、大手進学塾と決めてしまいましたが、お子様の性格・個性に合ったところを選ぶことも大切です。
 その際も大手進学塾は1校だけじゃなく4~5校はありますので、お子様の意見を聞きながら、ここなら頑張れそうだというところを選んだ方がいいでしょう。
 塾でも体育会系の乗りでいく塾とエリート集団のような塾とか、様々な個性、特徴をもっているので、お子様が馴染んで長く続けられる塾選びをしたほうがいいと考えます。

3)なぜ?塾に行くのか。
この「なぜ?」というのは、誰でもが持つ純粋で素朴な疑問だと思います。

 御父母様が十分に解ける問題ばかりだと思います。しかし、自分で解くのと解き方を教えるのでは全く違います。

例えば、分数の割り算のやり方ですが、後から掛ける分数の分母と分子の位置を逆にして掛ければいいわけで、誰でもが知っていることです。そこで、お子様から何で割り算は分母と分子を逆に

して掛けるの?

と聞かれて、3年~4年生が納得のいく説明ができる人は少ないと思います。
 

さらに、親子間では甘えが出てしまうことです。

お子様は分からないことを御父母様の説明が悪いからだと決めつけるかもしれません。第二次反抗期に入るともう勉強どころではなくなり、親子喧嘩にまで発展します。
 

だから、第三者で教えることのプロが必要になって来るのです。
 

塾の講師は、ただ教えるだけではなく、生徒様の気持ちを十分に理解するように教育されています。

生徒様たちが授業に退屈してきたなと思うと、生徒様の年代で興味のあるテレビやゲーム、イベントの話をし、生徒様達を笑わせるユーモアなど扱いのコツを知っています。

余計な話をだらだらするのではなく、生徒様たちがリフレッシュして来たところで、すぐに本題へ戻ります。
 

塾の講師は、このように徹底したプロ意識をもっているからです。

4)塾の授業料は高すぎないのか?

一般的に小学校4年生の授業料は45万円くらいです。年間の授業料です。それには、授業料、テキスト料金、模試代金、季節講習代金などが含まれています。多くの大手塾でその明細は明らかになっていないのが、残念ながら事実です。

一般に入るコースの他にオプショナルで取らせる商品があり、それを取ると45万円を超える場合があります。

年間で45万円ですから、一か月4科目で4万円を超えていないのでリーズナブルな方だと思います。

ちなみに、受験生、すなわち小学6年生になると年間で100万円を超えるところが出てきます。
 

塾は、教育産業でありサポート支援団体ではありませんから、そんなもんだと割り切り、志望校合格を目指した分だと考えた方がよいでしょう。
 

効果的に無駄なく塾を使いましょう。

5)塾へ行き始めるとどう変わるのか

まず、時間の使い方がうまくなります。
 

無駄なことはしなくなります。それは、塾が物事を合理的に処理していくやり方をしているからだと思います。
 

それと、他者との競争心が芽生えてきます。競争心は喧嘩ではありません。

勘違いをされている方がいたら注意してください。オリンピックで代表選手たちが競争心を持ち戦い合うことと同じです。

受験ですから合格しなければ意味がありません。そのためには、他者との競争に勝たなければなりません。

大人になって社会に出てからも競争心は必要です。昇進のためや研究職の新たな発見の原動力は、何度もいいますが競争心なのです。
 

塾では、組分けテストをやり、同じレベルの生徒を集めクラスにします。

テスト、模試というものは、成績を廊下の壁一面に張り出します。第三者から自分の成績はどれくらいだということを知られてしまいます。

そのうちに、この生徒様だけには負けたくない!というライバル意識が身に付いて来ます。

それを原動力に積極的に勉強し、最後はこのクラスより上のクラスへ組分けテストで頑張って行こうとおもうようになります。

この大切な競争心を養ってくれるところが、また塾の役割だといえます。

 まとめ

 いつ塾は始まるかというのは、一般的には小学3年生の2月です。

この1月~2月は無料体験授業をしている塾が多いので、自分に適した塾を探す期間にしたらどうかということでした。

早く見つかれば2月から入塾手続きをして行くことです。遅くても春期講習会には間に合わせ、春期講習から積極的にいくことです。
 

主人公は、生徒様で御父母様は縁の下の力もちということです。

今は、書籍媒体を初め、ネットでいろいろな情報が入って来ます。情報に振り回されないということです。
 

塾の先生は、教えるだけのプロではなく十分生徒様一人一人の気持ちが分かるお兄さん、お姉さんだと思い信じましょう。
 

最後に塾は、勉強をしに行くところだけではなく、社会的な競争心を付けてくれるところです。競争心は、社会に出てから役に立ちますし、一生ものといっていいでしょう。
 

最後に、まだ3年~4年生の頃は成長期ですので、勉強ばかりではなくスポーツをやって体を鍛えましょう。

塾があるからといっても、受験生ではまだありませんので、今しかできない習い事をやりましょう。

 そして、日々自信が持てるようになれば、夢はかないます。